ザブトン(別称はねした)
- tomoo tokiyama
- 2020年9月26日
- 読了時間: 2分

肩ロースの中の最も美味しい希少部位!
「ハネシタ」と呼ばれることもあります。英語名は「Chuck Flap(チャックフラップ)」。肩ロースのあばら骨側にある部位です。ロースは本来首から腰までの背中側のお肉の事を言います。その中でも肩ロースの最も近い場所の部位です。
肩ロースの中でも最もサシがしっかり入っています。牛肉の部位の中でも一番の霜降りのお肉です。牛一頭から、3〜4kgしかとれません。
肉厚保で柔らかくきめが細かいのが特徴です。少し筋っぽさはありますが、好きな人はこの触感が肉らしく食べている感じがすると言います。
霜降りなので脂は多めですが、クセのない非常に上品な味わいです。柔らかさを損なわないよう、薄切りがオススメです。
名前の由来は、その名の通り「座布団」
正確には四角ではないのですが、部位の形状が座布団に似ていることから、そのまま「ザブトン」という呼び名がついたそうです。
風味や食感は、もはや何も言うことはない!くらいのパーフェクトな部位です。
脂の多さや風味自体は上品ですが、かなりの霜降り部位のため、量を食べると胃にもたれますし、カロリーも気になるところです。かと言って、焼きすぎて脂を落としすぎてしまうのも本末転倒。少量を、美味しく大切にいただくのが向いている部位ですね。噛み締めましょう。
オススメの食べ方
1.ワサビ醤油 (差しが多い分ワサビの風味と醤油に絡めてさっぱりに)
2.塩ワサビ (こってり脂をワサビでさっぱりで塩で肉の旨味を最大限引き出す)
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